添乗員の佐賀視察に同行させていただいた話
お世話になってる先輩からお誘いを受け参加してきました。
僕は添乗員に少し興味がある程度だったのですが、新人添乗員の研修も兼ねた視察会でしたので一緒に勉強させてもらいました。
佐賀城下ひなまつり会場
恵比寿様が町のあちこちに設置してあります。個人で恵比寿様の像を購入しているのに敷地内に置かずに通りかかった人が拝めるように外に置いているのが印象的でした。今はひな祭りの時期なので大きなひな壇などが展示してあります。今月いっぱいまで展示してあるとのこと。
市内に移動し「牛笑」という焼肉屋さんで昼食。佐賀牛をいただきました。
インパクト絶大・・・美味しゅうございました。佐賀市内に行ったの初めてかも。バルーンの世界大会が今年行われるとのことでかなり力が入っているみたいです。
その後三重津海軍所跡へ。
なんとVRが・・・!
そしてオキュラスリフトまでありました。(興奮して写真撮り忘れ・・・笑)
初めての体験だったのですが想像以上にすごかったです。映像の世界に引き込まれます。同じタイミングでPS VRの発売日と価格が発表になっていたのでめちゃくちゃ欲しくなってしまいました。。武雄図書館といい佐賀県は面白い取り組みしてるなあ。
添乗員の研修も行っていただいたのですがこれがとても勉強になりました。
添乗員は常に一つ上の対応が求められるとのこと。例えばツアー中のトイレの位置をこと細かく把握し、適切なタイミングでトイレ休憩を取る。お客さんの方からトイレは?と聞かれたらアウトだそうです。
ツアーが終わり後はバスで駅まで行き、お客さんを降ろすだけという時に必ず1人は駅周辺で降ろして欲しいと言ってくる方がいるそうです。これも言われたらNG。お客さんもダメ元で聞いてきているとは思いますがそれはできませんと否定されると、そう拒否されると分かっていても少しは不快な気分になってしまうもの。そうなると楽しかった1日も最後の最後で台無しになってしまうと添乗員は考えるそうです。なのでこういう質問が上がる前に事前にバスの中で説明をしておき、そもそも質問が上がらないようにするとのこと。
他にもいろいろありましたが、こういった考え方には本当に感動しました。
お店で例えるとレジで会計をしている時に「今日が誕生日なんだよ」とポツリと言ったお客さんに「おめでとうございます。」の言葉だけじゃなくてサクッとお祝いのメッセージカードを書いて袋に忍ばせる。
僕も以前は接客業をしていたのですが、常にこのような一つ上の対応をすることはできていなかったように思えます。
添乗員は接客のスペシャリストだと思います。
添乗員になる、ならない関わらずに接客業をしている人は添乗員の仕事の心構えを学ぶといろいろと考えさせられるのではないでしょうか。
とても有意義な1日でした。