弦交換のタイミング
ギターにとって弦はとても重要です。
その為こだわるプレイヤーが多く様々な種類の弦が各メーカーから発売されています。
今回はそんな弦の交換のタイミングについて自分の経験を踏まえてご紹介したいと思います。
※一般的な交換するタイミングでのお勧めの順番に記載していきます。
1.巻き弦の音が曇ってきたら交換する
4-6弦の巻き弦が曇ってきたタイミングで交換します。
実は弾き手が思っている以上に弦はダメージを受けています。
音が曇ってきた段階で弦を緩め、巻き弦の裏を触ってみてください。おそらくフレットの跡がついており凹凸ができていると思います。
個人的にはその時点で弦の寿命が来ていると判断して弦の交換をしています。
弾き続けることも可能ですが、巻き弦の音が曇ってしまうとどんなに良いギターでも魅力が薄れてしまいます。
生きた弦の音で弾いてこそ、そのギターが持つ本来の音を奏でることができると思います。
そして何よりも弾いていて楽しいです。
2.弦が錆びたら交換する
おそらくこのタイミングで交換される方が多いと思います。
しかし個人的にはお勧めできません。
錆びるまで使った弦はフレットに良くないからです。弦についた錆びがフレットの消耗を早くしてしまいます。
もちろん音も悪くなってしまいますし、ピッチもずれてきてしまいます。
ですのでこうなる前に交換することをお勧めします。
3.弦が切れたら全部交換する
切れるまで弾いているということは状況にもよりますが、弦の寿命がとっくに切れている状態で弾き続けた場合が多いかと思われます。
2でご紹介したように弦が錆びている可能性も大いにありますのでこうなる前になるべく交換されることをお勧めします。
おわりに
コーティング弦などもありますので一概には言えませんが参考にしていただければ幸いです。
ここ最近ではほとんどの弦が値上がりしてしまい(今後も値上がりするそうです・・)、悩ましいところですがギターの為にもぜひ弦は積極的に交換していかれることをお勧めします。
良い音で弾ければモチベーションも上がりますので、細かい部分ですが長い目で見ると上達にもつながっていくと思います。