「本を読む人だけが手にするもの」読みました
こういった「読書のすすめ」のような本は以前も読んだことがあったのですが、たまたまこの本を立ち読みしていたらむしろ読書の大切さ以上に為になることがたくさん書いてあったので買ってみました。
印象に残った部分を書いていきます!
著者の脳とつながる
読書をすることで著者の脳とつながることができる。
著者の脳のフックが自分の脳に引っかかるようなイメージで、それはこれまでの自分の経験や体験によってしっかり引っかかったり、ぶら下がっている状態にもなる。
読書の機会を増やすことで自分の脳に新たなフックが引っかかるかもしれないし、もともと付いていたフックの先にぶら下がるかもしれない。
そうなることでフックがアンテナのようになり、情報に対する見方が変わってくる。
一つの物事に対して複眼的に捉えることが可能となる。
本を読んでいると以前読んだ別の本の内容とリンクすることってありますよね。それが脳のフックが繋がっていくということみたいです。
自分の頭の中に読んだ本のフックがたくさん繋がっていて、物事の見え方が変わってくるそうです。
これからは情報を編集する能力が必要
これまでは情報を処理することに長けていれば問題なかったが、これからはそれを編集する能力が必要になってくる。
編集というのは自分で正解を見つけていくということ。
意外にもこれは最新のIT企業でも処理する側が多いとのこと。
例えばプログラミングは一見編集側のように思えるが、最初の発想段階を除けば処理側の仕事となる。
編集する力というのも読書で身につけることができる。
ブログ書くのもそうかもしれないですね。
読書で編集する力が身につくというのはいまいちピンとこなかったですが…
おわりに
小さい頃から読書をしなさいと親や先生から言われていたけど、なんでしないといけないのかよく分かっていなかった。
実際なぜしないといけないのか聞い返してもしっかり答えることができる人は少ないと思う。
その答えが全部書かれている本です。
筆者の体験談や子育てに関するようなことも書かれており、自分にとっては読書の大切さという内容以上に勉強になる部分が多かったです。
実は随分前に読んだ本でして、その感想がずっと下書きに眠ってたんです。笑
せっかくなので公開してみました。
なんとなく本を読んだ方がいいんだろうなって思っている人にぜひ読んで欲しいです。