思い入れのある曲が入ったミニアルバムが届いたお話
僕がベースを弾いた1曲が収録されたミニアルバムが届きました!
ということで学生の頃にやってたバンドの話を少しだけ聞いてください。笑
僕は大学の頃とあるバンドにベースで参加してました。
毎週スタジオに入るけどライブは年に一回くらい。
かなりマイペースなバンドでしたが、ギターボーカルの彼が曲をたくさん書いていたので曲のストックはそれなりにありました。
その中でもバンドを結成して最初に作った「シロップ」という曲があって。
この曲は僕はもちろん、メンバー全員お気に入りの曲だったんですよね。
ライブで必ず最後に演奏する、いわばバンドの名刺のような曲でした。
スタジオでも最後に演奏したのは決まってこの曲だったような気がします。
僕は大学を卒業して楽器店へ就職。ギタボの彼は大学院に進学して時間が合わなくなってしまい、そのバンドは自然となくなっていきました。
それからしばらくして就職で東京へ行った彼から連絡がありました。
「シロップを音源にしたいからベースを弾いてほしい」と。
僕にとっても思入れがある曲だったのでもちろんオーケー。
すぐに音源を録って送りました。(何年も弾いてなかったのに不思議と覚えているものですね。)
それからまたしばらくして、ようやくミニアルバムが完成したとのことで。わざわざ送ってくれました。
シロップはやっぱり1番最後の曲順。
彼はずっと音楽活動を続けていたので、当時僕とやっていたバンド以外の曲もたくさんあるはずです。
その中でこのシロップを選んでくれたのがすごーく嬉しかったんですよね。
聴くと懐かしくてうるっときてしまいました。笑
そのバンドやってて良かったな〜と思いましたね。
聴きながら当時のことを思い出していました。
オリジナル曲をやっていると良いことがある
どこかでそんなことを言っている人がいました。
漠然としててその時はピンとこなかったのですが、今なら分かる気がします。
自分が作った曲を聴いて「いいね!」と言ってくれる人がいること。
誰かを思って歌うことの素晴らしさ。
曲が形になると残り続けるということ。
それにオリジナル曲を演奏するのは、このブログと同じように「発信」だと思うんですよね。
誰かに向けて発信する。
圧倒的に受信する側が多い中で、発信することはそれだけで価値があるように思えます。
コピーじゃなくてオリジナルをしようよと僕がいつも言っているのは、そういった意味合いもあるからなんです。
少し話が逸れましたがこんな嬉しいことがあったので書き留めました!
シロップはこちらから聴けるのでよければ聴いてみてくださいね。