バンドを続けていくために〜後編〜
こちらの記事の続きです。
前編では人間関係と楽しむことの大切さについて書きました。今回はもっと掘り下げていきたいと思います。
バンドを会社だと思う
会社には営業・開発・総務など様々な部署があり、お互いに連携し合っています。
これをバンドに置き換えてみると営業は自分たちの楽曲・ライブなどの情報をHPや対面などでプロモーションしていくことですし、開発は作詞作曲ということになります。総務は例えばスタジオ予約などの準備ということになりますね。
少々大げさな物言いかもしれませんが、こう置き換えてみると合致していることが分かります。
そして会社は全ての部署が機能していないとすぐにうまく回らなくなってしまいます。そこもバンドと全く同じなのです。
メンバーで役割を分担する
例えば社長が営業・開発・総務の全てを1人で担っていたらどうなるでしょうか。相当タフな社長でない限りすぐに息切れしてしまうと思います。
こちらもバンドに置き換えてみるとバンドのリーダーが作詞作曲、HPの更新やツイッターなどでの情報発信、スタジオの予約など全て担っているとやはり息切れしてしまうでしょう。
なので例えばギターボーカルが作詞作曲(開発)をしているならベースがHP更新などのプロモーションを担当(営業)し、ドラムはスタジオの予約など(総務)を担当するということになります。
既に役割を分担しきっていて自分だけ役割がないという方。その場合は些細なことでいいので何かを手伝ってあげてみてください。
例えばスタジオ内でのマイクのセッティングやケーブルの片付け、準備で大変そうなメンバーの手伝いなどです。
そういうことだけでも十分なのです。自分だけ余裕がある場合はバンド内で当事者意識を持ってみましょう。
こう分担するだけでバンドの継続率はかなり上がると思うのですが、残念なことにほとんどのバンドはリーダー的存在の1人が全ての役割を担って動かしています。
人間関係の悪化で解散・脱退というのもこういった部分から亀裂が入ってしまうことも多いのではないかと思っています。
もし自分が加入しているバンドで1人が全て担っている状況であれば何か1つ継続的に手伝ってあげてみてください。
間違いなくバンドの雰囲気は今以上に良くなるはずです。
おわりに
それぞれが上手く役割を担うことができればバンド自体成長するでしょう。
こういった点も意識してバンド活動を行ってみてください。