大手キャリアが格安スマホに対抗するためには
3ヶ月前にLINEモバイルに変えてからというもの、毎月の携帯代が約2,000円のしだーです。
それまで使ってたソフトバンクだと毎月9,000円くらいかかっていました。
毎月7,000円も節約できているんです。
使い勝手も今までと変わらない。
ここまでくると大手3キャリアが格安スマホに勝つにはどうすればいいだろう?という疑問まで湧いてきたので考えみました。
大手キャリアの利点
あらゆる面で格安スマホに負けている大手3キャリアのプランですが、サポートの部分は優位でしょう。
格安スマホは基本的に実店舗が無く(フリーテルなど一部はありますが)、ネット申込みのみになっています。
その為何かトラブルがあった際にすぐ対応できない可能性が高いのです。
大手キャリアであれば実店舗が日本全国どこにでもあるので 、そこへ駆け込めばすぐに対応してもらえますよね。
考えられるのはそれくらいでしょうか・・・。
サポートやアフターフォローに力を入れるべし
ご存知の方も多いと思いますが、でんかのヤマグチという家電屋さんがあります。
この家電屋さん、電化製品を他の家電屋さんと比べて約2倍の価格で売っています。
高すぎて買わないよ・・・
そう思うのが普通ですが、なんと21期連続の黒字を維持しています。
なぜそんなに売れているのか。
それはサポートやアフターフォローを徹底しているからなんだそうです。
社員は顧客に徹底的にサービスしている。留守の間に郵便物を受け取ったり、機械が苦手な老婦人のためには毎週韓流ドラマの録画予約にうかがったりと、至れり尽くせりだ。
毎週ドラマの録画予約に伺うとかすごいですよね・・!
物を高く売り徹底的にサービスをする、かでんのヤマグチ。
同じように大手キャリアは物は高く売っていますが、サービスはどうでしょうか?
圧倒的に受け身な姿勢ですよね。
むしろ新規成約数を上げることだけに必死で、既存のユーザーのことは全然考えていないような気がします。
プレミアムフライデーにアイスクリームを配っているくらいでしょう。
攻めのサポートをしていくべき
もちろんユーザー数が多いので、でんかのヤマグチのようなサポートはできないでしょうが、もっともっと既存ユーザーを大切にしていかないとユーザーは格安スマホへどんどん流れていってしまうと思います。
アクティブサポートのように企業側からユーザーへサポートを申し出るくらいは最低限しないといけないでしょう。
また実店舗もあるのでMNP目的ではなく、そこで既存ユーザー向けのイベントやサポートをしてくべきだと思います。
月額の利用料金で考えると格安スマホの3倍は取ってるんですから。
でんかのヤマグチでもあそこまでサポートして2倍の金額だぞ・・・!
(ついでに自動でまた2年契約とかもやめましょうよ。)
おわりに
携帯キャリアの動きを見ていると集客!新規顧客!MNP!と躍起になっています。
僕がLINEモバイルへ乗り換えを検討した時、10年ほど契約していたソフトバンクになんの未練もなかったんですよね。
本当に驚くほどなかったです。(それが少し寂しかったのですが)
成約数を上げたい気持ちも分かりますが既存ユーザーを大切にしていかないと、これから増々ユーザーは格安スマホに流れていくでしょうね。
今まではよかったのでしょうが格安スマホが登場した今、新規顧客よりも既存顧客にまずは視点を向ける必要があると思いました。