もと楽器店員が335タイプのセミアコをオススメする3つの理由とは?
ストラトキャスター、テレキャスター、ジャズマスター、レスポール、セミアコ・・ぼくは今までたくさんのギターを使ってきました。これら以外にも楽器店で働いていた頃、様々なタイプのギターを触る機会がありました。
そのぼくの経験から圧倒的にオススメできるギター。
それは・・・(タイトルに書いてますが)
335タイプのセミアコです!!!
その3つの理由をご紹介したいと思います!
1.ただひたすらに万能
335と聞くとどんな音楽のジャンルを思い浮かべるでしょうか?
おそらくブルースとかジャズとかのイメージが強いかと思います。もちろんそういったジャンルでよく使われているギターですよね。
ですがロック~ハードロックまで全然こなせるんです!むしろ、そういったジャンルのギタリストほど使うべきです。
セミアコでロックなんてイメージ全然ないな~
そう?例えばオアシスのノエル・ギャラガーとか・・・
出典:OKMusic - ソーシャルミュージックサイト - オーケーミュージック
ハードロックでいえばフー・ファイターズのデイブ・グロール
出典:フー・ファイターズのデイヴ・グロール、ザ・マペッツでのドラム対決映像がオンラインに | NME Japan
他にもHi-STANDARDの横山健さんなんかが使ってるね。
出典:Ken Yokoyama、ギターを語る「グレッチは僕の生き方を投影してくれる」 - グノシー
めっちゃ使われてた・・・!
こんな感じでジャズからパンクまでたくさんのギタリストに使われているんですね。
それほど335タイプのセミアコギターは万能なんです。本当にこれ一本あれば何でもできちゃいます。
あ・・・でもメタルはたぶん無理です・・笑
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2.とにかく音が心地いい
セミアコは基本的にパワーのあまりないピックアップが採用されています。なのでハムバッカーですがレスポールなんかと比べライトなサウンドです。
またセミアコースティックギターという名前の通りに内部が空洞になっています。そのためふわっとしたエアー感のある広がっていくようなサウンドが特徴なんです。
これが本当に心地いい・・・!
クリーンはもちろんですが歪ませてリアピックアップで弾いたとき、リアピックアップ独自の音の固さとセミアコの特徴であるエアー感が中和されて、バランスの良いこれまた心地よいサウンドが飛び出してきます。ぼくはここが1番気に入っています!
またそういった音のバランスの良さもあってか、バンドアンサンブルの中でも抜群に音抜けが良いです。
個人的な音の好みにはなるのですが、ぼくは基本的にシングルコイルの音が好きです。
ですがやはりたまにもうちょっと太い音が欲しいなと思うことがよくありました。ピックアップを変えたり、P-90を試したりと色々試してみましたがなかなか納得のいくサウンドが得られず・・・どうしたものかと思っているところで335タイプのセミアコと出会いました。
音作り次第でヘビーなサウンドからジャキっとしたサウンドまで自在に鳴らすことが可能です。かれこれ4年ほどメインギターです。
3.軽い
軽いんです。(写るんです的な)
いやこれ大事です!笑
内部が空洞なので他のギターと比べて軽いんです。ギターにエフェクターボードに、と重たいとしんどいですよね。それにスタジオやライブハウスまで歩くことって結構多いと思います。なのでこういった面でもぼくは助かっています!
こんな人にオススメ
- シングルコイルじゃ物足りないしハムバッカーだと太すぎる
- いろんなジャンルの音楽を演奏する(コピバンとか)
- 重いのヤダ
音がいいからというのが1番の理由ですが個人の好みもあるのでそこを除けば上記がオススメするポイントですね。
あと生音もそこそこ大きいのでアンプ無しで気軽に弾くこともできます。スタジオ終わりに休憩がてらみんなで楽器をシャンシャン弾いているなか音の大きさでその場の主導権を握れます。笑
ちなみにぼくはフジゲン製の335タイプのセミアコを使っていますよ。
ぜひ一度セミアコを試奏してみてくださいね〜!